秋の夜長にアマローネを~ ヴェローナ ヴァルポリチェッラの旅

Villa Monteleone さんにて  CLUB AMARONE の看板がある貯蔵庫
Villa Monteleone さんにて  CLUB AMARONE の看板がある貯蔵庫


一日も早くコロナ禍より世界が抜け出せる事を節に願い、自由に旅行ができる日が来ますように、願いを込めて(2018年秋のワイナリー巡りの記録簿より)


暑い夏が過ぎ、落ち着いた時間の流れを感じる秋がやって来ました。

秋のワインといえば、真っ先に思いつくボージョレヌーボーですが、秋の夜長に奥深い味わいの逸品といえば、アマローネ!
ゆっくりと時間かけて香りの余韻を楽しみながらいただくアマローネは、まさに50歳からの大人のワインとも言える傑作品。
今日はそのアマローネ里、ロミオとジュリエットの舞台ヴェローナ、ヴァルポリチェッラのワイナリーを訪ねた旅行記にお付き合い下さい。
Villa Monteleone  ワイン樽
Villa Monteleone  ワイン樽

 

今回もワインクラブの企画に乗っかり、ついて行くだけのテイスティングツアー。

前回のピアモンテの時よりも一層大人感ある方々に混ざり、ヴァルポリチェッラの街をとことん歩き、飲み、食べた三日間となりました。
 
Villa Monteleone での夕食を兼ねたワインテイスティング
Villa Monteleone での夕食を兼ねたワインテイスティング

 

初日、到着後すぐに訪ねたワイナリーはVilla Monteleoneさん。

こちらでは夕飯を兼ねたテイスティングで、数々のフィンガーフードも用意されていました。画像は最初の方で撮ったので冷製ものしか映っておりませんが、後半にサーブされたプルーンにベーコンを巻いて焼いたおつまみが好評で、自宅でも簡単にできそう!ぜひ作りたいと思った一品でした。

 

Villa Monteleone  Amarone wine
Villa Monteleone Amarone wine

 

肝心のワインの方は、やはりアマローネが人気でした。何人か購入された方もいました。画像はアマローネを載せましたが、私はリパッソが気に入り、宿でいただく用に一本買って帰りました。

 

Antico Casale Bermanini 二階の部屋からの眺め
Antico Casale Bermanini 二階の部屋からの眺め

 

今回の宿泊先はAntico Casale Bermaniniさんです。

広い敷地の中にプールもある素敵なお宿。
ワインも製造販売されていて、お宿で自家製ワインを仲間と楽しく美味しくいただき、一日目の夜が更けました。
画像は二階のお部屋からの眺めです。
皆さま夜遅くまで飲んでいたにもかかわらず早起きです。
朝食は庭につながる外のテラスでいただけます。

さて、今日の訪問予定は3か所でワインをいただきます。きっと沢山歩くことになる予感です...
足腰も強ければ、お酒も強いスウェーデン人!体の大きさでは負けていない若輩者の私、今回はリタイアされた方々も多く、ひとまわり以上先輩の皆様方にがんばってついていきたいと思います。
Azienda Agricola Le Bertarole 貯蔵庫
Azienda Agricola Le Bertarole 貯蔵庫

 

朝食後すぐに出発です。

リーダーがPadによるナビで17人を率います。

45分ほど歩いたのちにたどり着いた一軒目のワイナリーはAzienda Agricola Le Bertaroleさん。

ニコニコ笑顔のワイン作成者の方について施設内をまわり、製造設備や工程の説明を丁寧に教えていただきます。

 新しい設備は清潔感あふれ、テイスティングルームは大きな窓がある日の当たるお部屋で、とてもさわやかな印象のワイナリーです。

 

Azienda Agricola Le Bertarole 耳たぶのような干し葡萄
Azienda Agricola Le Bertarole 耳たぶのような干し葡萄

 

こちらではアマローネの特徴である半干し葡萄をはじめて味見させていただきました。それは想像以上にとてもとても甘く、食感は干し葡萄とは全く異なる柔らかさ。もちろん生のジューシーさはありませんが、水分を感じる干し葡萄といったところでしょうか。

アマローネはレチョートワインの失敗作から偶然にできた傑作品だというのは有名な話でございますが、まさに、この原料の半干し葡萄、耳たぶという意味があるレチョートそのもの!

本当に耳たぶのような感触の干し葡萄でした。

 

 

 

朝から沢山の種類のワイン試飲です。

ワインのお味は、お好きな方とそうでない方、色々いらっしゃいましたが、この極薄にスライスされたハムは大好評でした。たしかに空気を沢山含んだ極薄ハムを丸めて食べると美味しいです。

 

テイスティングで注がれる量はわずがではありますが、赤ワイン用の大きめのグラスですから、白ワイングラスですと半分ぐらいの量はあるかと思います。みなさんしっかりぐるぐる回して香りや色、アルコール度の足などを確認しながら試飲されます。気に入ったワインは飲み干される時もありますし、ちょっと口にしただけで捨ててしまう時もあります。しかし、プロのソムリエのように口に含んだワインを出す方はいらっしゃいません。

 

若輩者は、遠慮がちに全てのワインをスピトゥーンに注いでいたにもかかわらず、ちょっとフラッとしながら一軒目のワイナリ―を後にします。

次に目指すはアマローネの里では有名レストランでランチをいただきます。

 

Enoteca della Vakpolicella 
Enoteca della Vakpolicella 

 

先ほどの試飲ワインがちょうど蒸発した頃合いでEnoteca della Vakpolicellaに到着です。

続いて、本日いただいたランチの画像です。

 

三種類のアスパラガスと卵
三種類のアスパラガスと卵
ポピーの花に例えたラビオリ
ポピーの花に例えたラビオリ
漢字で表現すると…挽肉香草卵平麺
漢字で表現すると…挽肉香草卵平麺
苺の苺ソース和えアイスクリーム添え
苺の苺ソース和えアイスクリーム添え
テラミスゥ~ ベリー添え
テラミスゥ~ ベリー添え

 

デザートは苺かテラミスが選べたので私は苺にしました。

隣の人がテラミスだったので画像をいただきましたが、横から撮りました感がかなり出ておりますね…。

なぜかスウェーデン人はテラミスゥ~と、ものすごく語尾をあげて呼びます。

どれもとても美味しくいただきました。

目にも舌にも嬉しいランチでした!


Scriani 住居兼の感があふれるワイナリー
Scriani 住居兼の感があふれるワイナリー
ランチの後に訪問したのはScrianiさんです。
日本の市場にも出回っているワイルドワイドなワインですが、訪ねたところは意外にも住居⁈
愛くるしい超大型犬のお出迎えです。
ここがワイナリーとな⁈
不安な気持ちながら中に貯蔵庫に案内され、ついて行きます。

Scrianiさんの超大型の可愛い番犬
Scrianiさんの超大型の可愛い番犬
入り口にはデッカいハスキー系であろう、人なつこいわんちゃん三頭がお出迎え。

Scriani 貯蔵庫
Scriani 貯蔵庫
Scriani 貯蔵庫
Scriani 貯蔵庫
外観とは打って変わり、いかにもワイナリーな雰囲気が漂う部屋。
沢山の樽がライトアップされて展示室として確立された空間に魅了されます。

Scriani でのテイスティング
Scriani でのテイスティング

入り口での心配は無用でした!
お部屋のデコレーションもさることながらワインも美味しく、ワイナリーの歴史にも耳をかたむけながら、有意義なテイスティングタイムとなりました。

今日も朝から沢山歩き、飲み、食べた満足な一日でした!


葡萄畑のそばにはローズが定番ですね
葡萄畑のそばにはローズが定番ですね

さて、本日3日めは朝から大御所を尋ねます。
葡萄畑を見ながら着いたのはMASIのSerego Alighieri さんです。

ちなみに葡萄畑のそばに薔薇が植えてあるのは、薔薇が先に病気になるので、ぶどうが病気になる前に気がつく事が出来るというお話は、ワイナリーを尋ねる度に聞きますので、さすがの私もこれは覚えています(笑

さぁ、重厚な門扉を開けてみましょう!
どんなところなのか楽しみです。

Alighieri さんへおじゃまします
Alighieri さんへおじゃまします
さすが!MASI…ワインの種類もすごい沢山あります。
さすが!MASI…ワインの種類もすごい沢山あります。
昔ながらの葡萄の乾燥倉庫へ。石の階段を上がっていきます。
昔ながらの葡萄の乾燥倉庫へ。石の階段を上がっていきます。
アマローネが出来るまでをパネルで説明してくれます
アマローネが出来るまでをパネルで説明してくれます
MOLINARAの看板
MOLINARAの看板
テイスティングがはじまります
テイスティングがはじまります

アマローネはもちろんですが、こちらのレチョートはとても美味しかったです。しかし…高かった…

Alighieri さんの管理が行き届いた素晴らしいお庭
Alighieri さんの管理が行き届いた素晴らしいお庭
バギーのようなバイク⁈が並んでます
バギーのようなバイク⁈が並んでます
ワイナリーを外から眺めて
ワイナリーを外から眺めて

全てが整備され、抜かりなく手を掛けて保たれている空間を感じました。
ワインももちろん素晴らしかったです。帰りには売店で購入されているメンバーもいらっしゃいました。
ため息が溢れる素敵な建物と庭、まさにワイン御殿なワイナリーでした!


葡萄畑の横には必ず薔薇が…
葡萄畑の横には必ず薔薇が…
次にご紹介するのはこだわりという言葉がぴったりなワイナリーさんを訪ねます。

こちらではワインではなく、ハムやサラミに気を取られてしまった初心者ワインクラブ員がついついカメラを向けてしまった脇役画像をご覧下さいませ。
オーナー自らが熱が入った説明に聞き入るメンバー
オーナー自らが熱が入った説明に聞き入るメンバー
二段階で寝かせて長期戦のアマローネ
二段階で寝かせて長期戦のアマローネ
こだわりのワインにぴったりなテイスティングルーム
こだわりのワインにぴったりなテイスティングルーム
ワインが注がれる間にも熱弁
ワインが注がれる間にも熱弁
吊るしサラミのスライス
吊るしサラミのスライス
極薄なのに特大!
極薄なのに特大!
先代からの伝統の吊るしサラミ
先代からの伝統の吊るしサラミ

全てがこだわりぬいた感のある空間でのテイスティングでした。ワインにも力強さを感じました。
先代から伝わるサラミとハムは正に絶品!
本当に美味しかったです。
葡萄の側にはやはり薔薇が…
葡萄の側にはやはり薔薇が…
次はランチへ向かいます。
メンバーの半分以上が定年退職された先輩方です。にもかかわらず、最年少の50代若輩者の私、朝からのテイスティングに足取り重く、どんどん突き放され、置き去り状態…
皆さんお元気!そして本当にお酒が強いスウェーデン人をまた今回も実感いたしました。
Brunelli ワイナリー巡りの旅
Brunelli ワイナリー巡りの旅
ここのワイナリーさんはスウェーデン人の心を掴みました。いきなり空高く風になびくスウェーデン🇸🇪国旗。これぞ商売人!露骨な営業ではなく、密かにお客様の気持ちに入り込み、最後にスウェーデン人が食べ慣れたスウェーデン流に焼かれたデザートのパイで、ぐっと攻勢をかけて注文書の配布です。もう営業構成の素晴らしさに拍手です。
もちろん成果はパレット買いの好成績でした。


そして、最後の晩餐となるレストランまで次々とぶどう畑に迷い込んだように、パッチワークを縫うように歩いて、たどりついたレストランは、突如現れたヘンゼルとグレーテルのお菓子の家のような不思議な空間。全面大きな窓にはるか遠くまで見えるぶどう畑に想いを馳せて、アマローネのワイナリー巡りのブログを終わります。
一日も早く平和な日々がもどりますように…